人生の節目で、スキンケアを見直しましょう!

~  年齢の合わせて、肌と上手に付き合って行きましょう  ~

「肌の老化」は、15~16歳位から始まっています。しかし10代の頃は新陳代謝が活発なので、肌がダメージを受けても、目に見えません。しかしこの時からスキンケア、紫外線対策をしたかどうかで、それ以降の老化のスピードが決まるのです。

紫外線が恐ろしいのは、浴びると表皮が軽いやけどの状態になり、水分が失われ急激に乾燥して、老化の原因になるということです。また真皮の線維が破壊され、ハリもなくなります。

だから無防備に紫外線に当たると、肌は老化し、、毎日のことなのでじわじわ肌の老化が進みます。

しかも年齢とともに、新陳代謝の働きは弱まりますから、年齢を重ねるごとにそれに見合ったケアが必要です。ストレスや疲れなどで新陳代謝もさらに悪くなるので、「シミ」や「シワ」もできやすくなります。

そこで年齢に合わせてスキンケアの方法も変える必要があります。年を追うごとに、皮脂の分泌も悪くなり、いったんなくなった皮脂の回復力も衰えてくるので美肌のために「洗いすぎない」、「保湿する」が大切です。

入学、就職、結婚、出産などで生活環境や習慣も変わり、ホルモンも変動します。この人生の節目で、洗顔方法、洗顔料、化粧品のスキンケアの見直しをして、肌の調子を整えることを提案します。

 

肌の印象の決め手は「皮脂」!

~ 洗顔でお肌を、干上がった畑にしていませんか? ~

「洗顔こそ、美肌の基本!」と考えている方は多いと思います。もちろんその日のメイクや汗、汚れを取り除くことは大切ですが、洗い過ぎはいけません。

市販の洗顔料やクレンジングには洗浄力の強すぎる商品が多く、皮脂の取り過ぎになrってしまいます。そのため、洗顔直後から、肌の乾燥が始まって、洗った肌を干上がった畑状態にしていることが多いのです。

皮脂を取り過ぎるぐらいなら、メイクが残っている方が新陳代謝でい切れはいずれ取れるのですから、まだいいくらいです。そんな肌の上に、上等なクリームや乳液を塗っても、肌の調子は改善されません。

そして、落としきれなかったメイクが色素沈着するということは誤解です。メイクを落とす時の洗い過ぎが、乾燥や炎症を起こし、新陳代謝が崩れて、シミとなるのです。

皮脂が解ける温度は41~42度です。クレンジングクリームを使ってお湯で洗顔すれば、乾燥しすぎて、肌トラブルや老化の原因となります。顔の部分の皮脂の分泌量に合わせて、洗顔し、水で流すようにしましょう。皮脂はひとりひとりに合った、「天然の保湿クリーム」なので、落としすぎないよう大切にすれば、化粧品もよくなじみ、いい肌の状態を保つこともできます。

皮脂の分泌は、時間帯、季節、年齢、月経周期などによっても変化します。これに合わせた保湿ケアをすることが、肌の若さにきっとつながります。

 

体の調子がいいことは肌の美しさにつながる?

~ じつは、皮脂も体の臓器です! ~

体調不良や疲れは胃腸に不調をきたし、それは肌の調子にもあらわれます。体の内側では消化器官の上皮、身体の外側では皮膚が、体を守る最大の臓器なのです。皮膚は皮下組織まで含めると体の18%占めていて、外部からの刺激を防いだり、体温調節したり、水分を保持したり大切な役目を担っています。 胃腸の不調を伴う肌トラブルは、薬の処方の面からも、注意する点があるので医師に積極的に相談した方がいいでしょう。

大人のニキビや乾燥は、胃腸の疲れからくることもあります。もちろん化粧法、美容法など外側のケアをしても効き目がなく、胃腸を休ませることが第一です。胃の粘膜に傷がつくと、その修復に最低2~3日はかかります。胃腸障害の時は、少なくとも1週間ぐらい、消化の良い温かい物を食べるなど、食生活にも注意しましょう。

肌は肌だけで独立しているわけでなく、体の一部なのであなたの体調とすべて連動しています。いつもトータルな視点で、肌の様子を捉えるようにしていきましょう。

 

健康にいい食べ物は、もちろんお肌にもいい?

~ よい食べ物を取って、身体の中から、きれいな肌を作ろう! ~

いくら高級な化粧品を使っても、外側からだけのスキンケアでは限界があります。肌そのものの弾力やハリを保つには、体の内部の、「肌を作る」栄養成分の摂取が必要です。そのため食事やサプリメントによる栄養補給は欠かせません。

人の体は、たんぱく質からできています。ダイエット中の人、偏食の人などたんぱく質が不足の人は、肌を内側からケアすることができません。また新陳代謝を助けてくれるのが緑黄色野菜や海藻などに含まれるビタミンやミネラルです。不足していると新陳代謝が滞り、みずみずしさが失われてきます。たくさん摂るのは困難と思う人もサプリメントなどを利用してたっぷり摂りましょう。

なんといっても、規則正しい食生活とでバランスのとれた食事は体そのものを健康にしてくれます。それによって肌はもちろん、髪にもツヤが出て、疲れは取れるし、やる気も倍増します。だから高い化粧品に飛びつくよりも、生活習慣、や食生活を改善すれば、肌にも人生にもプラスになります。

 

 

肌に良い食べ物はどんなもの?

~肌にいい栄養素の入った食べ物には、どんなものがありますか?~

肉、魚、卵、乳製品など高カロリーで、ダイエットの敵なんて思っていませんか?でもこれらの食品に入っている良質な、たんぱく質は、骨、筋肉、肌、血管などを作るだいじなものです。さらに弾力のある肌を作るコラーゲンや女性ホルモンの材料もたんぱく質のひとつです。美しい肌のために、一日の食事の中でしっかりたんぱく質を摂りましょう。ほかにも大豆に含まれるたんぱく質のイソフラボンは女性ホルモンの不足を補い、納豆や豆腐は低カロリーのうれしい食材です。サプリメントのプロテインパウダーを工夫して使うのも効率がいいでしょう。

たんぱく質が不足すると、肌はもちろん、髪の毛のツヤも失われ、爪ももろくなります。年を重ねた閉経後の女性は特にたっぷりと栄養を摂ることが大切です。

またそのほかに、欠かせないのが緑黄色野菜です。この中には、老化の原因となる活性炭素を取り除く働きがあります。例えばビタミンAは肌や粘膜を丈夫にして、乾燥や肌荒れを防ぎ、ビタミンB群は代謝に欠かせないビタミンで、健康な肌を作るために有能です。さらに、ビタミンCはシミのもとになるメラニン色素の生成、沈着を抑える働きやコラーゲンの生成、免疫力にも深く関与し、有害物質を排出する効果もあります。けれども、水溶性で、排出されることも多いので、こまめに摂る必要があります。ビタミンEは新陳代謝も助け、冷えを防ぎ女性ホルモンのバランスを整えます。

緑黄色野菜はサプリメントやジュースからも簡単に摂ることができます。特にお勧めなのは青汁。ケ―ルというキャベツの葉からできていて女性に不足しがちな栄養素をバランスよく摂れます。ちょっと抵抗のある人は、スープに加えたり、カレーに入れたり工夫してお使いになるといいです。

 

美肌の基礎知識を学びましょう!

~ 本来は、何もしなくても、みなさん、美肌です! ~

細胞は毎日作られ、約28日間で皮膚が新しい肌へ生まれ変わっていきます。このサイクルを「ターンオーバー」と言います。この「ターンオーバー」がうまく行われていれば何もしなくても「美肌」が保たれます。そこで化粧品に頼らなくても肌の新陳代謝促すようなスキンケアがあれば大丈夫です。

前に、細菌やウイルスから体を守ったり、汗をかいて体温を維持したり、刺激を感知するなど肌そのものが臓器であることはお話しました。そして、皮脂を分泌して乾燥を防ぐことも含め、生命活動に深く関わっているのです。

「ターンオーバー」正常に行われていれば、古い細胞を外へ外へと押し出していく仕組みになっていますので、メークの色素が沈着するというようなことはおきません。「ターンオーバー」は速すぎても、遅くてもいけません。ピーリングでは角質を人工的に取り除きますが、細胞を無理にはがすと、肌のバリア機能が働かずに、肌荒れや乾燥を起こします。

逆に「ターンオーバー」がうまくいかないと、取り除かれるべき角質が残ってしまい、それが毛穴や汗の腺をふさいでにきびの原因になったり、肌の弾力やハリを失うことになります。

皮膚科医の薦める正しい化粧品の選び方

~化粧品はいいか悪いかではなく合うか合わないかで選びましょう  ~

巷には本当にたくさんの化粧品があふれています。その中でどれを選ぶかはなかなか難しい問題です。肌はひとりひとり違うので、どの化粧品がいいかは一概に言えません。化粧品は当然、化学物質が含まれていて、体が作りだしているナチュラルなものとは違うので、人によって合う、合わないがあります。化粧品が合わないことが多い人は、「肌力が落ちている」か、「化粧品の使い方が間違っている」のどちらかです。

体に合ったスキンケアをするために、スキンケア化粧品は2種類用意して、疲れていたり、体力が落ちていたり、月経前などは敏感肌用の弱いものをつけたり、2種類用意しなくても、普段の半量つけるなど工夫をしてください。

また、化粧品を違う種類に買い替える時、洗顔料からクリームに至るまで一気に変えるようなことはしないで、まず、一種類だけ購入して、自分に合うか試してみたり、試供品を使ってみるのもいいアイディアだと思います。また、化粧品はなるべく少量のものを求め、酸化を防ぎ、冷蔵庫で保管し2か月ぐらいで使い切りましょう。

 

 

あなたは間違った洗顔をしていませんか?

~ 毎日のダブル洗顔で肌が泣いています ~

肌に一番ダメージを与えやすいスキンケアは洗顔です。「朝、洗顔料でしっかり洗い、メークをして、夜、ダブル洗顔をする」-このような生活を送っている人が多いと思います。しかし、夜のダブル洗顔は要注意です。しっかりメイクでもクレンジング剤で落とす程度。薄化粧だったら洗顔料で1回の洗顔で十分です。

ダブル洗顔をする人はメイクや汗の汚れを完全に落としておかないとその油分が酸化して肌に悪い刺激を与えてしまうことを心配しているのでしょう。しかし、メイクが残っていても新陳代謝が進めば、古い角質と一緒に排泄されるので、洗い残しの汚れをあまり気にする必要はないのです。かえって毎朝毎晩、強い洗顔料を使って洗う人は、慢性的に皮脂が奪われ、自分の保湿効果を台無しにしています。バリバリに乾燥した肌に、乳液やクリームをたくさん塗って保湿効果を保つより、最初から皮脂を摂りすぎない洗顔法に替えて、自分の皮脂を保つスキンケアがお勧めです。